2015年03月10日
結納に母の着物を着る
今時珍しく、スルメや昆布が並ぶ結納のお席。

その場にふさわしい素敵な訪問着です。
このお着物は、お母様の40年前のもの。つまり祖母様が娘に誂えたものをお孫さんも着たということ。
素晴らしい

白地なので、目立つシミだけ5,000円台の予算内で消してもらいました。
帯締め、帯揚げは流石に時代が出てしまうので、私もお手伝いして新しくコーデしました。
重ね衿も買い足して華やかに、初々しい感じに。

Nちゃんはこの日のために、この着物で自装を練習しましたが、当日はやっぱりなんやかんやと落ち着かず、私がお手伝いさせて頂きました。
白地にたっぷり刺繍の半衿を多めに覗かせて着ています。


お太鼓では落ち着いてかわいそう。
皇室の未婚女性はふくら雀。。。って印象があるので(勝手にそう思っている?)私のこだわりで ふくら雀 を結びました。
ふくら雀。。。基本だけど可愛い表情にきちっと形作るのは結構難しい帯がただと思っています。
6時間ほど着たのかな?
夜メールでコメントを頂きホッとしました。
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丈は前がちょっと落ちた気がしたけど、言われた通りに手を入れたら大丈夫でした。
立ったり座ったりしたけど気になりませんでした。
懐石料理を一通りいただいても苦しくなかったです。
胃が下がっているので、やっぱり腰紐を下げてもらって良かったなと思います。
衿は紐1本だけで全然崩れなかったです。
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腰紐もきついのはどうしても嫌と言うので、着丈が2センチ程落ちるのを覚悟してねと、
落ちた丈を直す方法を伝えておきました。なんとかセーフ

紐は結構緩めです。でも崩れたらなんにもならない。
楽で崩れない着付けが一番いいな。
Posted by てんちゃん at 08:51│Comments(0)
│【着付】礼装(黒留、訪問着)